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YUMBLE KEY-PERSONS File.03

吉田雅美さん  Masami Yoshida 神戸ポートピアホテル 営業企画部マネージャー

画家稼業からでホテル広報ウーマンの道へ
数々のヒット商品やイベントをプロデュース
「古き良き時代の、紳士淑女のおもてなしを目指して」

神戸ポートピアホテルで広報を担当されている吉田雅美さん。バリバリのキャリアウーマンなのでは…と思いきや、関西弁での軽快なやりとりが魅力のフレンドリーなお方。ホテルではたらく喜びや裏話、ホテル業界の未来などについてもおたずねしました。

フレンドリーな笑顔で迎えて下さった 「笑顔はホテルマンの基本ですわ!」    

P R O F I L E
よしだまさみ・1959年4月、神戸市生まれ。子どもの頃から絵を描いたりモノを作るのが大好きで、1982年大阪芸術大学美術学科を卒業。在学中より行動美術展関西展に出品。初出品で新人賞受賞。以後、東京本展、関西展、全関西美術展において毎回各賞を受賞する。創作活動のかたわら、アルバイト先のホテル勤務がきっかけでホテルマンになり、1986年ポートピアホテル入社。半年後に和食レストランから営業企画部へ異動となって以来、広報ワークに携わる。バリバリと仕事をこなす一方で、茶華道師範、趣味は料理だという一面も。「現在花婿募集中!」

ホテルでのイベントを通じて
神戸や関西の魅力を伝えたい

―広報のお仕事は何年めですか。どのようなご経歴で現在のポジションへ?
  広報の仕事は17年めになります。芸大卒業後の5年間、画家活動を続けながらポートピアホテル内の和食レストランでアルバイトをしてたのですが、これがきっかけでホテルマンに魅力を感じ、南館オープン前に正社員として入社しました。半年後に営業企画部に異動し、気がつけばあっと言う間の17年です。

2004年バレンタイン企画のマスコミ向け発表会にてあいさつする吉田氏

―ホテルの広報のお仕事とは、具体的に何をされるのでしょうか。
 ひと言でいうと「なんでもかんでも屋」ですね(笑)。マスコミへの対応からマーケティングまで、営業促進に関するすべてを担当しています。
 取材の対応から、新聞・雑誌に掲載する広告の制作や予算を管理したり、関連企業との連絡調整の窓口にもなります。
 当社の場合、営業企画部ですので、マーケティング的なこともこちらで行います。宿泊パッケージなどの商品開発、自主イベントの企画立案、当日の運営手配から売上報告、お客様の目に触れるパンフレットやチラシの制作にも携わっています。

―仕事でいちばんやりがいを感じるのはどんな時ですか。
  それはもう、お客様に喜んでいただけた時ですね。自分たちが「これや!」と思って打ち出した商品やイベントがマスコミで紹介されて、お客様からの反響が大きかった時は「やってて良かった〜」と思います。
 昨年秋の阪神タイガース優勝記念企画などは、その一例です。あの時は、お客様といっしょに私たちも喜んでいました(笑)。

―他の職種とは違う、ホテルで仕事をすることの意義や幸福感はどこにありますか。
  「ホスピタリティ」という商品でお客様の満足度を満たす職種の奥深さですね。そのホテルマンのパーソナリティが重要だと思います。
 また、充実した設備と接客のプロであるスタッフを総動員して、クオリティの高い企画を提供できるところは、ホテルならではでしょうね。個人の力や一般の会館などでは難しいと思います。
 お客様のライフスタイル向上と深く関わっていけるところも魅力です。お客様にとって人生最大のセレモニーである結婚式をプロデュースしたり、仕事や観光で神戸を訪れる方々の思い出づくりのお手伝いができますから。

ホテル最上階から眺める夜景
大阪湾・神戸市街地が一望できる
本館31階にあるフレンチレストラン「アラン・シャペル」

―ポートピアホテルの自慢をして下さい。ご自身のお気に入りの場所はありますか。
  まず何と言っても、高層階からの眺めの美しさです。大阪湾と神戸市街地がパノラマビューで一望できるんです。特に、本館の31階に位置するフレンチレストランの「アラン・シャペル」では特別なディナータイムが過ごせますよ。神戸の夜景をバックに、現代フランス料理界の巨匠アラン・シャペル氏のエスプリを引き継いだ料理とサービスが堪能できますから!
 私が個人的に好きな場所は、アトリュームロビーです。天井高17.2メートルの大空間。開放感いっぱいの豪華でぜいたくなロビーで、ずーっと座っていたい気分になります。
 オリジナルサービスとしては、“癒し”をテーマに全面改装した客室の「ヒーリングルーム」や、エグゼクティブフロア「オーバルクラブ」などの宿泊フロアです。ワンランク上のホテルライフを、ぜひとも実際に体験していただきたいです!
 フレンドリーなスタッフ陣も自慢です。マニュアルどおりの接客ではなくて、「心」からのおもてなしこそが、ホートピアホテルのセールスポイントなんです。


お客様が最終的にホテルに
求めるものは人の心の温かさ

―ホテル業界の未来についてお伺いしたいのですが。特に気になるのは、癒しルームの次は何が来るのかなということです。 
  トレンドから行くと、次に導入したいのは「スパ」ですが、すぐにハード面を変えるわけにもいかず、サービス面でのハーブやアロママッサージ、ストーンヒーリングなどの導入からはじめています。
 これからは、お金をかけて設備を充実させるだけでは不十分だと思います。最終的には「人の心の温かさ」や「癒し」なんですよね、お客様がホテルに求めるものは。紳士淑女たちが利用していた古き良き時代のホテルマンは、心はお客様のニーズの一歩先を読む紳士淑女であったと言われています。時代がどのように動いても、そんな心を忘れずにスタッフのサービス向上に常に力を入れていくべきだと考えています。本質はそのサービスマンがどういう「マインド」を身につけているか・・・だと思いますね。
プール前にあるホワイトチャペルは女性の憧れの的

―吉田さんご自身は今後、ホテルでどんなことをされたいですか。何を表現されたいですか
  「ホテルでこんなことができるの!? 」と思っていただけるような企画を提案して、お客様をアッと言わせたいですね。神戸では大震災以降、ホテルのあり方が問われていますので、お客様のさまざまなニーズにこたえながら、従来のイメージを一新していきたい。

―とてもお忙しそうにお見受けしますが、休みはどのくらい取れますか。休みの日には何をされていますか。
  休暇は多くて月に4回です。基本的に業務が不規則なので、イベントがある時は深夜勤務も当たり前ですし、まったく休みが取れない月もあります。でも、仕事が命! というワケではないんですよ。
 休みの日にはできるだけ家にいるインドアライフ派です。しっかり睡眠をとり、あとはたまった家事を片付けてと。色気ないでしょー(笑)。

―吉田さんがプライベートで利用されたホテルの中で、お気に入りのホテルを教えて下さい。
  海外ではタイの「ザ・オリエンタル・バンコク」です。インテリア、アメニティー、レストランのお食事、セキュリティーなど、すべてが世界の名門ホテルの名にふさわしい。特に、笑顔がステキなスタッフによるきめこまやかなサービスは超一流! 総支配人主催のレセプションにお招きいただいたり、リバーサイドで花火見物したりと、極楽満点の旅になりました。
 国内では東京の「フォーシーズンズホテル椿山荘」。品があって物静かな中にも、温かさが感じられます。新しいホテルが次々とオープンしていますが、一番落ち着けるのはこのホテルですね。

―ホテルの裏話、たとえば、一般の人が聞いたら「へぇ〜」と言うような知られていない話を教えて下さい。
  実はですねぇ、トム・クルーズが映画「ラスト・サムライ」の撮影時に宿泊していたのはポートピアホテルでした! とても紳士的でフレンドリーな方で、スタッフの間でも「トム様」と大人気。毎日ヘリコプターで姫路まで通っておられましたよ。

神戸の海岸部にそびえ立つだ円形のユニークな外観のポートピアホテル

―そうなんですか! 一流ホテルならではのエピソードですね。最後に何かPRされたいことはありませんか。
  ポートピアホテルをご利用の際は、吉田まで一本お電話ください! 心をこめたサービスで、なんなりとご手配させていただきます。
 ついでながら、ワタクシの特技は料理、茶華道師範免許アリ、五体満足健康、でもって独身です! 現在花婿募集中! どないですか!?

―ぜひまたポートピアホテルを利用させていただきますね。ありがとうございました。
  こちらこそ、ありがとうございました。どうかPRをば、よろしく、よろしくお願いします。


ご登場する方全員におたずねする共通の質問です
Q1 1ヶ月休みがとれるなら何をしたいですか?
 日本脱出!世界の名門ホテルでリラックスしたい。

Q2 ここ1週間で食べたもののうち、いちばん印象に残ったものは?
 当ホテル「アラン・シャペル」のお料理。「アラン・シャペルの料理を楽しむ会」では、フランス本店料理長、フィリップ・ジュスによる新作料理が年2回、春と秋に披露されます。今年は3月18日から21日まで開催されます。今からとても待ち遠しいです!
 あと、大分県佐賀関町特産「関あじ」「関さば」。「君たちって、ホントにあじ君? さば君?」て聞きましたね。脂がのっているのに上品で、本当に旨い!

Q3 最近読んだ本で印象的な1冊は?
 ユンブルのホームページで紹介されてたので買ったのですが、 植島啓司氏の『「頭がよい」って何だろう』(集英社新書)にはまいりました。パズル雑誌のような感覚で読み始めたらなんとも難解なパズルがずらり、高度な内容にびっくり。当初、一気読みしてから再度、真剣にパズルに触れる喜びを味わいながら、どっぷり3ヶ月かけて読みました。
 新しく出た本の『天才とバカの境い目』(宝島社)、買いました。これから読みますが、楽しみにしてまーす!

Q4 最近見た映画で印象的な1本は?
 『ロード・オブ・ザ・リング』三部作。特殊効果満載でハラハラドキドキの、贅沢な大人のファンタジー。
 キアヌ・リーブスのファンとしては『マトリックス』シリーズも。本当は、CGやSFXを駆使したモノよりもシンプルな映画が好みなのですが。

Q5 最近見たテレビ番組で印象的な1本は?
 『とんねるずのみなさんのおかげでした』の中の『食わず嫌い王決定戦』コーナー。私だったらカツ丼で「参りました!」だろうな〜なんて思いながら楽しく見ています。

Q6 最近の社会ニュースで印象的なことは?
 やっぱり、鶏インフルエンザのニュース。いろいろいたたまれないことになりました。でも、対応策−どうすんねん!遅すぎるんちゃうか・・・

Q7 いちばん好きな関西弁は?
 吉田の良く使うベスト5から。 「よっしゃ!」 「あほな!」 「せやねぇ」 「何でやねん!」 「あかへんがな!」 主にツッコミ系ですね(笑)。それと、「まいど」、「ぼちぼちでんなぁ…」などの関西特有の言い回しも気に入ってます。5つとも共通ですが、端的かつ明確に感情表現ができるところがスゴイ。標準語に置き換えた場合、間合や微妙なニュアンスと言葉の本質が伝わらないのですねぇ。「ちゃう、ちゃう」などもまさにそのものですねぇ。関西弁はきついと言われますが、人間的な優しさや温かさがあるのですねぇ。はい吉田的言語学講座でした。

Q8 ユンブルとの接点、ご関係は?ユンブルにひとことどうぞ。
 織姫こと、社長の朝日奈様に出会ったのは、営業企画部に異動になって半年も経たない頃で、つきあい、古いっす。何とユニークなオーラを発する女性!と恐れ入っておりましたね。その後、東京に事務所を構えられ、その間の空白はありましたが、またまた最近お目にかかる機会があり、少しも変わらない姫に感涙しました。その後公私にわたり仲良くしていただいております。昨年2月には、「桂南光と疋田哲夫のこだわり献立」というイベントを共に企画し、お世話になりました。
 そんなこんなのつきあいなのですが、このたびホームページにユンブルフレンドとして声を掛けていただき恐縮至極です!ユンブルのお役に立たねば……と気合をいれてインタビューに望んだ次第です。

神戸ポートピアホテル (http://www.portopia.co.jp/)

所在地

神戸市中央区港島6-10-1
電話 (078) 302 - 1111 (代)
0120-70-6101
(宿泊予約専用フリーダイヤル)
アクセス ●電車で
「三宮駅」よりポートライナーで約10分、
「市民広場駅」 下車すぐ
※「ホテル」と「三宮駅」・「新神戸駅」を結ぶ 専用シャトルバス運行(20分に1本)

●お車で
「三宮駅」より約10分
「新神戸駅」より約15分
「関西国際空港」より約70分
「大阪国際空港」より約60分

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