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赤ブタと黄ブタはともだち。じつはおっちゃん
どおし。「8話 ばらばら」より。

写真上・右とも
「1話どっちでも
あり」より。

付録の「おまもり」シールがかわいい。
絵はがきと封筒も入っていてサービス
満点。
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画家で詩人の福田勝さんの絵といえば、成熟した大人の世界、と思っていた(※ユンブル・アトリエFile.03ご参照)。しかしこの作品を見た時、「天才というのはどんなテーマで描いても天才なんだなぁ」とポンと手のひらをたたいた。彼の色彩豊かな絵をDVDにするとこうなるのか、というアニメーション企画としての新しい発見もあった。
「ぼちぼちブタブタ」は赤いブタのぶん平と黄色いブタのぶん太が“空から落ちてきたくも”や“なめこのタクシー”と出会いながら、夜遊びもして友だち関係を深めていく物語。老若男女を問わず、ひとりでもファミリーでもカップルでも楽しめそうなのは、ストーリー展開の愉快さとほのぼの具合が絶妙の「間」を生み出しているからのように思う。
それにしてもいったい何枚の絵がこの作品をつくっているのだろう。映像を流しているとすっかりぼちブタの世界に入り込める不思議さは、ぼう大な原画の一枚いちまいの力のなせる技にちがいない。
福田氏の手による色彩のマジックが画面に映し出されるやいなや、見ているわたしの感覚は3匹めのぶたになってぼちブタ物語に参加している。気性の激しい青ブタなんだけど、おかまいなしのぶん太とぶん平にはさまれて、「まあいいか」とコトをおさめる感じ。そのぐらい、頭とからだいっぱいに映像が広がっていく。
音楽は福田氏のご長男・遊太氏のバンド「POPAISIAN」がつくったとということにも、なるほど、とうなづいた。映像と音楽のお見事なコラボレーションによる世界は、うらやましいほどに完成度が高いからだ。
見終わった後、わたしは「気持ちが落ち着いた」と言ったが、友人は「元気が出る」ともらした。そうか、これはニュートラルな心持ちにしてくれる映像の薬なのだろう。
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