糖尿病の予備群1600万人、強い疑いのある人800万人。
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―先生にお会いするまで、糖尿病を治療するには、大学病院や総合病院に行かないといけないと思っていました。先生のクリニックのように、「外来で気軽に通える糖尿病専門の街のクリニック」があるということはまだ、一般的にはあまり知られていないと思うのですが…。 確かに、まだ少ないですよ。大阪府下で20件くらいかな。病院を辞めて独立している医者が増えてきてはいるけど。それに、法律の問題があります。今の法律では医師法の関係で、「糖尿病科」という看板が出せない。まあ、院内の掲示とホームページではうたってもよくなったので、昔にくらべると多少は伝えやすくなったのですが。 ―患者は情報を待っていますよね。自分の住む地域にそんなクリニックがあるとすごくありがたいですよね。先生のクリニックでは具体的にどのような糖尿病の治療をされているのでしょうか? 主に食事療法です。専任の管理栄養士がいて、午前中の毎日と、水曜日は夜診でも栄養指導をおこなっています。そのほかに予約制で食事量の調査とか、「記憶法」といって普段の食生活に関するアンケートと実際に食べたものを表に書いてもらってそれを計算する方法もあります。
―雑誌の取材中に先生からお聞きしたのですが、糖尿病患者の数があまりに多いので驚きましたよ! 誰もが、明日は我が身と思えるような数字ですね。病気への心がまえなど、どう考えればいいのでしょうかねぇ。 予備群を入れたら1600万人、そのうち糖尿病が強く疑われる場合が800万人といわれています。強く疑われる方のうち、通院している人は半数もいない。残りの約400万人は糖尿病と診断されたのにそのままにしているか、糖尿の存在にすら気付いていないのです。 |
PROFILE・プロフィール
ふくだまさひろ・1956年大阪市生まれ。 ふくだ内科クリニック院長。大阪府内科医会会長、日本臨床内科医会常任理事、大阪市淀川区医師会理事、全国臨床糖尿病医会理事。滋賀医科大学卒業後、大阪大学第四内科に入局、糖尿病の専門に。米国ハーバード大学ジョスリン糖尿病センターでの2年間の留学を経て、帰局。純幸会豊中渡辺病院の内科部長勤務後、1996年11月に、糖尿病専門外来の「ふくだ内科クリニック」を開設。オリコン・メディカル「患者が決めた!いい病院 近畿・東海版」でも紹介される。ばりばりの大阪弁で、パソコン、オーディオ、アマ無線、車、本、旅、グルメ…と、楽しそうに趣味を語る人でもある。 『AERA増刊 日本初! かかりつけ医を探すガイド 日本の家庭医1435人』(朝日新聞出版)、『迷ったときの医者選び 関西 名医は名医を知る』(角川SSC)など、多くの媒体で名医として紹介されています。 ドクターモグの愛称で親しまれ、著書などには得意の川柳も披露。ソフトな大阪弁の語り口調が持ち味で、「患者さんが理解しやすいことばで治療を」というモットーで行なわれるその治療は、医療や体質改善指導だけでなく、心理面にも及び、多くの患者からの信頼を集めています。 著書の『糖尿病は「腹やせ」で治せ!』(アスキー新書)、『専門医が教える 糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新著)は弊社の編集です! ![]() ![]() ↑多趣味の先生は、イラストもお得意。これは自画像で、当HPのための書き下ろし! ![]() ↑全国で展開されているDM(糖尿病)ウォークラリーの、2005年大阪開催イベントに参加した「ふくだ内科クリニックチーム」。ユンブルも、雑誌の取材で参加し、その 参加人数の多さにはただ驚くばかりだった。左端が福田先生。場所は大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地。参加者の皆さんは「先生や看護師さんと親しくなれる」 「元気になる」と口々に話していた。 ![]() ↑同イベントでは、出着地点の会場で、大阪府内の医療機関の医者、看護師、栄養士たちのボランティアによる「医療相談」「栄養相談」「血糖値測定」「体脂肪測定」「血圧測定」など 、多くの利用無料コーナーが設置されて大賑わい。大阪の専門医たちによるこの病気への取り組みの熱意が伝わってきた。 |
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